どうしても、4年に一度サッカー好きになってしまう人も多いので、今回もサッカーネタで。
ザックジャパンは、まぁ、ゆーても、本戦進出は無理でしょうよ。みんなガンバレって言ってましても、現実問題難しいでしょうよ。
今のサッカー界って戦術論が花盛りでしょ。ああいうのは嫌いだよ。でも根性論だけでも勝てないし、やっぱり両方必要だとは思ってる。
岡田武史(サッカー)
’98年フランスW杯で日本代表を率いた岡田は、「監督としてサッカー全般に臨む姿勢はやっぱりロジックでいくんだけど、勝負事っていうのはパーフェクトなロジック、パーフェクトな試合をしても1本のシュートで負けることもある。ある意味どうしようもないところがあるわけでね。前はそれを理詰めに追究しなければ気がすまなかった。でも、追究すればするほど逆に変な穴にはまっていくこともあるわけで。どっかで切り上げないとしょうがない」と、ロジカルとエモーショナルのバランスが大切と説く。「フランスW杯のころはそういうのが許せなかったし、要するにハンドルに遊びがなかったような状態だった」。このときの反省が、12年後の南アフリカW杯では生きたのだろう。 Numberweb
ロジカルとエモーショナル。そうですね、バランスは大事です。とは言え、買わない宝くじは当たらないわけですよ。今回は話が始まってないような気がしてならんですね。
エースと認められたということなんだぞ
1998年フランスで、城選手が無得点で帰国したとき、心ないファンから水をかけられるという事件がありました。
「水をかけられたということはお前(城)がみんなにエースと認められたということなんだぞ。俺だってブラジルでファンにドラム缶を投げられたんだぜ。挫けるなよ。お前はまだ先を目指すべき男だよ」
とカズは、城に電話をしたというエピソード。この後、城はゴールを量産、のちにスペインリーグ挑戦へとステージが上がっていくことになりました。
一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい
「成功した時にスポーツ紙の一面になるのは普通の選手。
失敗した時にスポーツ紙の一面になる選手は限られている。
一面で失敗を取り上げられ叩かれることに誇りを持てばいい」
これもカズの言葉。
その昔、日本代表がワールドカップなど、夢の夢だったわけです。叩かれるどころか、話題にも上がらないマイナースポーツだった時代があっての今。
毎回出場することが当たり前になり、期待値もあがり、叩かれるようになったわけです。
今回も、誰が戦犯だの、なぜ負けただのの論議が出てきていますし、もっとたくさんの批判も受けるでしょう。4年に一度のにわか解説者がいっぱいでてくるわけです。きっと、昔より期待されたから、もっとできると信じているから、だからこそです。
根性論だけも、戦術論だけでも勝てません。でも、負けても心から拍手してあげましょう。頑張れ日本!