「Class Act(一流の選手の振舞い)」

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ヤンキースの田中将大が、現地9日に右肘の炎症で故障者リスト(DL)入りした。精密検査の結果、右肘内側側副じん帯の部分断裂と判明。治療とリハビリに専念し、早くとも6週間はかかるという。

田中投手のDL入りが報じられて数日。神のような大投手も怪我はするんだなと実感しておるわけです。どんなにメンテナンスをしても、あれだけの投球をこなせばそれはそうなってもと思います。

あえてまーくんと呼ばせてもらいますが、米メディアでは異例の謝罪とニュースになるほどまーくんの影響は大きくなったのだなと実感した次第です。

 

マー君は声明で、ケガによりチームを離れることを報告し、今後のリハビリに向けての覚悟を綴ると、「この時期に力になれなくなってしまったことを、ヤンキースの球団関係者、チームメイト、そしてファンの皆さんにお詫びしたい」と真摯に謝罪。すると、「故障者リスト入りした田中が謝罪」といった記事が現地メディアで踊った。

 

アメリカでは怪我で離脱を余儀なくされた選手が謝ることはまずない。訴訟や契約で社会やビジネスが動いている国では、謝罪は自身の非を認めることにつながるからだ。例えば薬物を使用したり、意図的に傷つけたり、差別的発言をするなど、非が明らかな場合を除いて、謝罪コメントはあり得ない。

 

この異例の謝罪に現地ファンは「選手が怪我をしたからといって謝る必要などない」「早く良くなることを祈っている」「Class Act(一流の選手の振舞い)」とSNSや記事のコメント欄で投稿。他球団のファンまでもが「田中はすばらしい投手」「復帰してうちのチームと対戦する日を楽しみにしている」と多くのエールを寄せた。huffpost

すばらしい人じゃないですか!と思う私は純日本人であるわけですね。

ただ、まーくんのこういうところって、やはり一流選手の証だと思うわけです。日本人の侘び寂び的な(違うか?)謙虚さというか、普段から発する言葉も奢らない、決して偉ぶらない、素直に尊敬に値します。

かたや、自らの意思と、自らに暗示をかけるように、

常に上へ上へ高みを目指した本田選手のような言葉

夢が1つ叶いました。本当に嬉しかったです。12歳の時、いつかサッカー選手としてセリエAで背番号10をつけ、プレーしたいと作文に書きました。だから、ここに来て10番が欲しいと願っていました。実現できると分かったときは本当に嬉しかったです。ここまで移籍を手助けしてくれた、特にガッリアーニやガンディーニ、兄弟、家族に感謝しています。ですから、自分が何者であるかをピッチで示したいと思っています。僕のキャリアがここで終わる可能性もありますが、それは今日始まったばかりですから、頑張りたいです。

こういう自己表現と自己実現の仕方も必要だと思うのです。

一流と呼ばれる人は、重みがあるなと今頃思うのでした。

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