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本塁での危険なクロスプレー、日本でも禁止すべきか?(NumberWEB)

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Number Webの「言わせろ!ナンバー」が結構よいとこついてくるなといつも思います。

2013年12月11日、MLBはウインターミーティングでの規則委員会で、本塁での走者と捕手による危険なクロスプレーを禁止すると決定しました。

基本的に選手同士の接触プレーがない野球において、本塁付近でのクロスプレーは唯一といってもいい選手の接触の機会です。NumberWeb

wikipediaによると

クロスプレイとは、野球・クリケットなどで、走者と野手が接近して行われるプレイをいう。英語では “close play” と綴られ、アウト / セーフなどの判定の難しい・きわどいプレイ一般に用いられるが、日本ではとりわけ選手同士の接触を伴うような激しいプレイを指してこう呼ばれることが多い。しばしばクロスプレイを “cross play”(交錯するプレイ)としている用例があるが、これは誤りである。

【概要】ボールを持った野手がフォースの状態でない走者をアウトにするためには、走者の身体へ触球を行うことが求められる。一方、走者はアウトにされることなく、かつ得点する目的のため1つでも先の塁へ進もうとするために進塁を試みる。この両者のプレイが塁の付近で行われると、両者はその目的のため、激しく接近してプレイを行う。このようなプレイをクロスプレイと呼ぶ。

クロスプレイは、プレーヤー同士の激しい接触のため怪我につながる可能性もある。体当たりや転倒による怪我が起こったり、ヘッドスライディングの場合は野手の足や塁に衝突したりする恐れもある。また、プレーヤーはスパイクを履いているため、足からのスライディングは相手プレーヤーの身体に当たって出血させる恐れもある。また、ぶつかり方によっては乱闘が発生する場合も十分ありうる。wikipedia

確実にアウトになるタイミングで、メジャーの選手による「タックルでふっ飛ばす」的なプレーは個人的には嫌い、それってルール上どうなんって思ってました。だって、ふっ飛ばしたらボールがこぼれてセーフになるって、なんだかねぇ。格闘技見てる感じがして、違うスポーツみたいなんですやん。

というか、アウトのタイミングでホームに突入するのが潔くないと思うのです。クロスプレーに入る前に負けてる場合は、守備妨害であろうかと。その逆に、捕球していない野手がベースを塞いだ場合は走塁妨害ですよね。

ただ、熱いプレーのなかでの判断は難しいかもしれませんが。

ということで、イチローの神業をどうぞ!

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本田▲

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たまには野球以外の話題でも。

サッカーのイタリアリーグ・セリエAの名門クラブ・ACミランに移籍した日本代表MFの本田圭佑が1月12日(現地時間)、アウエーのサッスオロ戦で後半20分から途中出場し、イタリアで試合デビューした。
ゴールポスト直撃のシュートを放つなどしたが、得点には絡めなかった。試合は3-4でミランが敗れた。
日刊スポーツは、本田の出場でミランの攻撃が好転したと伝えている。http://www.huffingtonpost.jp/

本田▲(本田さんかっけー)なわけです。

「I wanted to come here. At first I want to become champion here.」(ここに来たかった。まずは優勝したい)
「I feel you expect (me) a lot. I will do my best.(皆さんの期待が大きいと感じている。ベストを尽くすつもりだ)」

英語の専門家も十分なレベルと太鼓判(http://www.j-cast.com/2014/01/09193795.html)とのことで、ここがさらに本田▲です。「文法ミスがあっても臆せず話す人は高く評価される」だそうです。これって大事!これって重要!!

このブログを見てらっしゃる方も、普段のビジネスの場でも同じ事が言えるって思いませんか?英語のスピーチでもなんでも、交渉事やプレゼン、社内会議中でも同じですよね。そこのところ、野球でもサッカーでも、テニスでもなんでも、世界で活躍するアスリートには共通するなにかを感じるものです。うむ。

本田選手は、さらにこれから活躍してくれるでしょう!期待して見守りたいと思います。

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マスコットキャラクター (ドアラ25%減俸)

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中日の人気マスコット・ドアラが、落合博満GM(60)から大減俸を食らった。名古屋市の球団事務所で18日、契約更改交渉を初公開。年俸代わりの食パン1キロが25%減となる750グラムでサインした。「みんなと一緒25%→ 大きなケガは初めてだったのでしっかり調整したい まだ通院しています」。20年目の初ダウンにドアラもがっくりだ。NIKKAN スポーツ

プロスポーツのエンターテイメントを支える重要なポジションのマスコットキャラクター。そのなかでも際立った存在感を見せ、書籍出版もしているドラゴンズのドアラの契約更改ですな。

所属チームが勝ってても、負けてても、スタジアムを盛り上げるための彼らのショーってすばらしいのです、選手が不甲斐ないプレーをしても、マスコットキャラクターの活躍によって、スタジアムは盛り上がるのです。プロよりもプロであります。最近のゆるキャラブームの火付け役といっても過言ではないだろうかと。

来年は、100倍返しの契約更改ができるといいですね。

他の球団のマスコットキャラクターまとめはこちら

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入札額20億円でも、楽天は田中将大のメジャー移籍を認めるべきか?(NumberWEB)

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12月10日、日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)側で協議が難航していた新しいポスティングシステム(入札制度)が合意に達する見込みであることが報じられました。

新しい入札制度では入札額の上限が2千万ドル(約20億円)に抑えられる見通しですが、これは今オフにポスティングでのMLB移籍を希望する楽天・田中将大投手への入札額が高騰することを見据えた上限設定であることは間違いないでしょう。

ちなみに今回の上限の約20億円という金額は’06年の松坂大輔投手の約60億円、’11年のダルビッシュ有投手の約40億円(いずれも当時のレート)からすると破格の安さです。Number

楽天の台所事情としてはどうなんでしょうか。これだけの活躍と、広告塔としての売上を20億円で手放せるかと。先日までは田中投手のメジャー挑戦には寛容な雰囲気があると言われていたものの、いざMLB側の事情もありということで、なんとなく解せない感じがするのは私だけでしょうか。私が楽天のオーナーならなしです。なし。
そもそも、田中投手の力を評価する意味での入札額なのだから、上限をつけるということがおかしいとも思うのです。それだけの価値を持っている選手なのだから、見合う金額を提示すれば良いはずなのです。その上で、楽天が見合わないと判断すれば成立しないというのも、競争原理や自由経済のもとでは通常のことでしょうし。逆に裏の経済も働いてしまうのではないかと勘ぐってしまいます。

あの日の野茂英雄は、近鉄を退団しマイナー契約年俸10万ドルからスタートしたわけです。なんという差なんでしょう。パイオニアとはえてしてそのようなものなのかもしれませんが、いや、なにか感慨深いものがあります。

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youtubeのスーパープレーを見てスカッとしよう

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投稿タイトルのままwですが、すでに編集されているものをさらに集めてみるという。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
なんとなく、こういうのを見てスカッとしたい気分だったのですよ。

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采配に学ぶ

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2013/11/24は楽天の優勝パレード。

記憶に新しい、田中投手の日本シリーズでの連投について、

“日本シリーズ第6戦、田中将大、160球を投げる”

“翌日の第7戦、連投で15球を投げ、セーブをマークする”

このニュースを聞いたメジャーリーグのスカウトで、「田中推し」の人たちは生きた心地がしなかったのではないか。

アメリカでは、あくまで肩は消耗品。完全に回復することはなく、消しゴムのように擦り減っていくと考えられている。Number

星野監督は、言わずと知れた熱血漢のいわゆる「闘将」です。田中投手が「いける」と言ったからという伏線はあれど、賛否でも否のほうが検索すると多かったような気はします。勝てば美談にとも思えますが、田中投手のファンへの思いや、自分のプライド、エースの意地。後押しするものが多分にあったのも確かであります。いわゆる試合の流れや、スタジアムの空気感は、交代を良しとしていないところであり、チームの勢いを止めたくない時なわけです。逆に最終戦は、ここでスタジアムの空気を一気に掻っ攫い、間違いないアドバンテージを手にしたのです。

私個人としては、スポ根は嫌いですが、あの采配は嫌いじゃないのです、勝手なものでして。

なんとなく対照的な采配と見られるいわゆる「知将」的な落合さん。2007年の日本シリーズでの山井投手完全試合目前で、岩瀬投手への継投について

「みんなが(完全試合を)見たいのは分かる。オレだって見たい。でも山井のここ(ユニホームの右太もも部分)の血を見たら…。本人が『ダメです』と言ったらしょうがない」chunichi

わかる。これもわかるよ、このエピソードも賛否の否が多かったと思われる。非情なオレ流采配とも言われながらも勝ちにこだわるのはプロの世界では普通のことで、それが最高のエンターテイメントと言ってのけたのですね。”オレはもっと先を見ているよ。お前らにはわからんだろうが。”というところも知将というよりは”職人”ともとれますか。

どちらも、選手とファンの思いと、勝利のために葛藤したのでしょう。すごく大変な仕事だと思うのです。間違いなくあんな大一番の時、指揮官はお腹がイタイに決ってるw。

来年もそんな痺れる采配を楽しみにしています。

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代打・・・オレ!

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中日ドラゴンズの谷繁選手が兼任監督として来シーズンを戦うことになりましたね。

賛否あれど頑張ってほしいです。イチファンとしては、是非とも「代打・・・オレ!」を見たいわけです。

最近では、ヤクルト古田氏、古くは南海野村氏が有名ですが、元祖は「藤村富美男」氏だそうです。

1956年6月24日の対広島カープ戦で、カープのエース・長谷川良平に0-1で迎え込まれた9回裏二死満塁から三塁ベースコーチに立っていた選手兼任監督・藤村は「ワシが代打や」と球審に告げて打席に入ると、左翼に豪快な代打逆転サヨナラ満塁本塁打を叩き込み試合を決めた。この逸話は「代打ワシ」として有名である[63]。これが藤村生涯最後のホームランであった。wiki

代打オレではなく、「代打ワシ」が正しいわけですね。

結局その藤村氏も4年の任期であったようです。選手兼人監督という場合、体力的にも知力的にも相当大変であろうと想像されますよね。草野球では普通のことなんでしょうけど。

私も草野球で「代打 オレ!」をやってみよ。 8-)

 

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ポスティングシステム

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楽天が球団初の日本一で今シーズンのプロ野球も終了し、ストーブリーグの次期へ突入していきます。

ここ数年、日本の球界から世界へ挑戦の場を求めて移籍をする選手が多い中、楽天田中投手の動きも大きく注目されています。個人的には、国内なとどまらず、メジャーにという風潮は歓迎。中途半端にセリーグのチームに移籍なんかした場合は、げんなりしてしまうでしょ。

ポスティングシステムとは

1998年に調印された「日米間選手契約に関する協定」により創設。
フリーエージェント(FA)でない日本のプロ野球選手が、アメリカのメジャーリーグへの移籍を希望し、それを所属球団が認めた場合に行われる。移籍可能なチームは、後述の入札制度において最高金額の入札を行ったチームに限られ、選手自身は移籍先のチームを選ぶ権利が与えられない。
FA選手獲得と違う点としては、ドラフト指名権の譲渡義務が無いことと、入札金はぜいたく税の対象にならない点が挙げられ、テリー・フランコーナは同制度での松坂大輔獲得について「ダイスケを獲得できてよかった。なぜなら我々は誰も失いはしなかったからだ」と語っている(wikipedia)

選手としての価値は、プロスポーツ選手であれば契約金・年俸であるわけですが、わかいうちは自己主張するな的な不思議な年数縛りもあるわけです。

日米間での新制度のポスティングシステム締結問題を残すが、この背景にも、田中の今シーズンの活躍が認められたという側面と、時代の流れが大きく変化してきていることの表れであろうと思う。

FAを待たずして、メジャーを目指す。野茂英雄がMLBを目指した時代とは異なり、それは今や球界が受け入れざるを得ない事実となっている。(Number)

田中投手は、メジャー挑戦が容認されている空気があると記事にもありますが、”挑戦”という言葉はこれから先になくなっていくかもなと思うところでもあります。そんなにMLBとNPBにレベル的な差があるかと言えば、NPB全然負けてないと思うので、挑戦というのに違和感を最近感じてきました。

なににせよ「まーくん」が来シーズンも勝ち続けている奇跡を見れたらいいですね!

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週末の少年野球

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週末になると、我が自宅のすぐそばにあるグランドで朝も早くから少年たちが元気よくランニングを開始します。

この元気な声になれてしますと、「今日も元気にやってるなー」と微笑ましくも思えてきたり、たまに遠征試合なんぞに行かれ、グランドにだれもいない時は、寂しさすら覚えるようになりました。(慣れというのはなんというか)

このなかから、将来のプロ選手が生まれるのかなと思いをはせながら、早朝のランニングに勤しみます。この少年野球のなかから、プロ選手へのステップはどのくらいあるのでしょうか。

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日本の野球界の組織構成図なるものを見つけました。各年代ごとにちゃんと組織にがあるのですね。(なぜ、九州と北海道だけ別なのか)大きな規模の組織になるのは中学くらいでしょうか。

サッカーのように下部組織という明確なものがなさそうで、飛び級でプロになるというのは難しそうです。しかし、中学、高校、大学とちゃんとした組織が形成されており、高校生になって、甲子園を目指すのが一番の近道なのかもしれません。

週末の少年たちは、それは楽しそうにプレーしています。その先にプロになると確固たる目標をもった少年はそうそういないでしょうから、楽しいのが一番。スポーツはそれがよいところ。

今日もグランドの周りをランニングしながら、「がんばれー」と心のなかで思うのでした。

 

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0.001%の天才

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2013/10/24はドラフト会議でした。

今年も話題多く、来年の開幕にどれだけのルーキーが1軍にいるのか、今から楽しみですね。

ドラフト会議(ドラフトかいぎ)とは、プロスポーツリーグにおいて、選手を各チームに振り分けるために行う会議のことである。本項では新人選手獲得のための会議について記述する。
1936年NFLにおいて初めて取り入れられた後、以降競技や国の枠を超えて広がり、日本では1965年にプロ野球においてドラフトが行われたのが最初である。
北米を中心としたプロスポーツリーグで行われているが、契約の自由に対する制限および近年の独占禁止法などに抵触するため法令で例外措置を受けなければ実施できない場合が多く、欧州では禁止されており、これらの国では自由競争の元で選手の獲得が行われている。>wikipedia

世界中でドラフト会議は開催されているわけではないのですね。自由競争の元で選手の獲得が行われるということで、欧州ではドラフト制度はないとのこと。

このドラフト会議で選ばれる側の選手たちは、くじを引かれる立場にあるわけで、そこには笑いも泣きもあるでしょう。ショービジネスとして成立した先進国のプロスポーツにおいて、彼らの運命をくじ引きというのもなんだかなと思うところではあります。もちろん、チーム間の戦力均衡や、マネーゲームの抑制といった理由もあるわけですが。

今年のドラフト会議で指名を受けた選手は、育成枠も含め89名のいわば天才を選んだわけです。日本の野球人口は800万人と言われ、草野球からリトルリーグまで様々な野球人のなかから、0.001%の人なのです。プロ組織のあるスポーツでは、一番倍率が高いんじゃない?でしょうか。(サッカーは630万人、バレーボール450万人、バスケットボール390万人の競技人口)

なににせよ、選ばれた天才たちが、私達に感動を与え、子どもたちに未来の夢をもたせてくれることを期待しています。(契約金はいくらなんだろうな〜とか、ベルガードのグラブ使ってないかな〜とか、下衆なことも同時に考えますが)

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